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※高校数学Ⅲの「不定積分」について,このサイトには次の教材があります.
この頁へGoogleやYAHOO ! などの検索から直接来てしまったので「前提となっている内容が分からない」という場合や「この頁は分かったがもっと応用問題を見たい」という場合は,他の頁を見てください.  が現在地です.
多項式・有理関数・無理関数の不定積分
分数関数(有理関数)の不定積分
同(2)
同(3)
同(4)
同(まとめ)
不定積分の置換積分
同(2)
不定積分の部分積分
同(2)
指数関数・対数関数の不定積分-現在地
同(2)
三角関数の不定積分
同(2)
不定積分(まとめ1)
同(2)
不定積分の漸化式

== 指数関数,対数関数の不定積分 ==
指数関数,対数関数の積分の多くは置換積分,部分積分の応用問題として登場するが,この頁では置換積分や部分積分を使わなくても(まだ習っていなくても)できる簡単な問題だけを扱う.
≪公式≫
■指数関数の不定積分
wnexdx=ex+C …(1)
e=2.71828...は自然対数の底)
wnekxdx=.1knekx+C …(1’)
wnaxdx=.axlogannnn+C (a>0, a≠1) …(2)
■対数関数の不定積分
wnlogx dx=x logx−x+C …(3)
底が省略されているとき,対数の底はe.このような自然対数を表すためにln xという記号もよく使われる. (natural logarithm)
≪公式の証明≫
(1)←
.ddxnn(ex)=exwnexdx=ex+C
(1’)←
.ddxnn(ekx)=kekx.ddxnn(.1knekx)=ekx
wnekxdx=.1knekx+C
(2)←
ax=exlogaだから,(1’)により
wnaxdx=wnexlogadx=.1logannnnexloga+C=.axlogannnn+C
(3)←
.ddxnn(x logx−x)=logx+x .1xn−1=logx+1−1=logx
wnlogxdx=x logx−x+C

※通常(3)は部分積分によって証明されるが,ここでは部分積分を使わずに微分←→積分の関係だけで示した.

1.wne3xdx=.13ne3x+C ←(1’)
2.wn2xdx=.2xlog2nnnn+C ←(2)
3.wnlog3x dx=wn(log3+logx)dx
=x log3+x logx−x+C
←(3)
=x(log3+logx)−x+C=x log3x−x+C

問題次の積分を求めよ.
初めに,上の欄から問題を選び,続いて下の選択肢から答を選びなさい.
選択肢


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