■分数関数の不定積分
◇解説◇
○ 基本公式
- log|x|の微分は.
1xnだから,
∫wn
. 1xndx = log|x| + C
- log|ax+b|を微分すると .
aax+bnnnn となって,a が掛けられるから,逆に積分するときは,あらかじめ a で割っておきます.
∫wn
. 1ax+bnnnndx = . log|ax+b|annnnnnnn+C
- 分母が1次式に因数分解できるときは,部分分数に分けて個々に積分計算を行います.
例:∫wn
. 1(x−2)(x−1)nnnnnnnnnn dx
= ∫wn
(
. 1x−2nnn
−. 1x−1nnn
)dx
= log|x−2|−log|x−1|+C
= log|
. x−2x−1nnn
|+C
※ 分母の2次式が実係数で因数分解できないものの「不定積分」は高校の範囲外です.
例
∫wn
. 1x2+1nnnn dx は置換積分でできますが,変数が戻せないので
範囲外ですが,
1∫0www
. 1x2+1nnnn dx は
置換積分で値になるので範囲内です.
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■[個別の頁からの質問に対する回答][分数関数の不定積分について/18.7.11]
ウェブ上で問題を解くことができるところはいいと思う
が、採点をするを押してもイラストが表示されるだけで回答は表示されない
回答まで表示していただきたい
=>[作者]:連絡ありがとう.計算1,計算2で詳細な途中経過が表示されますが,…さらに解答も表示できるようにしました.(ぶつぶつ)
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