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※高校数学Bの「ベクトル」について,このサイトには次の教材があります.
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ベクトルの定義
ベクトルの和
ベクトルの差
2点間のベクトル
ベクトルの実数倍
ベクトルの実数倍・和・差
ベクトルの図形への応用
同(2)
同(3)
同(4)
同(5)
同(6)
内分点の内分点
同(2)
点の存在範囲
同(2)
2直線の交点1
2直線の交点2
外心,重心,垂心,内心,オイラー線
ベクトル成分の計算-現在地
ベクトルの大きさ
ベクトルの内積
ベクトルの内積(成分)
ベクトルのなす角
|a|の変形
ベクトルの平行条件,垂直条件
一直線上にある条件
ベクトル方程式(内積)
ベクトルの公式一覧
センター試験.ベクトル.三角関数(2013年~)

== ベクトル成分の計算 ==

■[解説]
成分で表された2つのベクトルa=(a1 , a2 ), b=(b1 , b2 )について,
a+bの成分は,  (a1 + b1 , a2 + b2 )
abの成分は,  (a1 − b1 , a2 − b2 )
kaの成分は, (ka1 , ka2 )
となります。


たとえ話による解説:
男子a1人,女子a2人と男子b1人,女子b2人を合わせると,
男子a1+b1人,女子a2+b2人となり,男女数は混ざらない
■[要約]
(a1 , a2 ) + (b1 , b2 ) = (a1 + b1 , a2 + b2 )
(a1 , a2 ) − (b1 , b2 ) = (a1 − b1 , a2 − b2 )
k(a1 , a2 ) = (ka1 , ka2 )

[例]
(1, 2) + (3, 4) = (4, 6)
(1, 2) − (3, 4) = (−2, −2)
3(1, 2) = (3, 6)

普通の文字式の計算とほぼ同じようにできますが,x成分とy成分に分けて行うところがポイント。

■[問題] 次の空欄を埋めなさい。(半角数字で答えなさい。)
採点の記号⇒:正答,:誤答

≪1≫
a=(7, 5), b=(3, 4) のとき,
a+b= ( , )
ab= ( , )
3a= ( , )

≪2≫
(5, −4) + (−3, 1) = ( , )
(−3, 4) − (2, −1) = ( , )
−2(1, −2) = ( , )

≪3≫
a=(1, 1), b=(1, −1) のとき,
2a+3b=( , )
3a2b= ( , )
3(2ab)2(3a+b)=(,)
a,bを整理してから,数値を代入します。


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